俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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氷柱
 大晦日から4週連続で 週末は我が家に泊まり、妻と過ごしている孫娘Mei、
今朝、「つららでも見にいく?」と声をかけると 二つ返事で「行きたい」と言う。
 日曜日の道路事情を考えると 自然の氷瀑や氷柱は 日帰りでは難しいので
秩父の人工氷柱のひとつ 「芦ヶ久保の氷柱」を訪れた。

 冬枯れの小さな谷、その沢水を冬木立にかけ、氷の花を咲かせている。
週末はライトアップし、幻想的な情景を演出しているとのこと。

DSC00829.jpg DSC00824.jpg 芦ヶ久保 氷柱の谷
                               (写真はクリックして拡大してください)


 我々老夫婦の冬支度とは異なり 寒さをものともしないMeiは
薄手のヨットパーカーを腕まくりし、走り回っている。

DSC00818.jpg DSC00820.jpg DSC00832.jpg

 人工とはいえ あちこちに点在する樹氷や氷柱の造形が
光と影を多様に演出していた。

DSC00833.jpg DSC00834.jpg DSC00838.jpg



孫娘Meiが編集してPCに送ってくれた携帯写真

2017-01-22-PHOTO-00003120.jpg 2017-01-22-PHOTO-00003125.jpg 2017-01-22-PHOTO-00003126.jpg photo by Mei


(2017.1.22 孫娘を連れて)









湘南の小春
DSC00788.jpg 吾妻山からの白富士  (写真はクリックして拡大してください)

 北海道から東北、北陸、山陰と日本海側の豪雪が映像で流れるなか
暖かな湘南の海辺を走り、春の小景を求めて 相模湾に臨む二宮町の
吾妻山公園と真鶴半島を訪ねた。

 満開の菜花が白富士を彩り、相模湾は紺碧に輝いていた。

DSC00800.jpg 菜花と白富士
DSC00789.jpg 紺碧の相模湾



 「相模路の国陵の濱の真砂なす 児らは愛しく見はるるかも」 (万葉集 東歌)の碑が
立つ吾妻山(136m)公園、山側は 大山、塔ノ岳、檜洞丸の丹沢山塊から
道志の御正体山と  駒ヶ岳、神山、明神ヶ岳、金時山の箱根連山の間に
白富士が大きく聳え、海側は 房総半島、三浦半島、大島・利島、そして真鶴半島、
伊豆半島が広く展開していた。

DSC00809.jpg DSC00804_2017011719354859a.jpg 丹沢山塊(左)と箱根連山(右)

 水仙と菜の花が足元を彩り、見上げるエノキの大木には
ヤドリギがひとつ色を付けている。

DSC00798.jpg DSC00805.jpg DSC00786.jpg DSC00808.jpg

 標高わずか136mの吾妻山を1時間かけて散策、早春の雰囲気を味わい、
その後、小田原を通り抜け真鶴半島まで足を伸ばし、自然美と新鮮な魚を賞味して
帰宅。

DSC00811.jpg DSC00814.jpg DSC00815.jpg 長閑な真鶴港


(2017.1.17  ひとり小春を求めて)









 



正五九詣り

[READ MORE...]
冬のイルミネーション
DSC00753.jpg     (写真はクリックして拡大してください)

 クリスマスの雰囲気を味わいたいという孫娘Meiの希望で 雪山ならぬ
イルミネーションの園地へ。
 私たち世代の街中の冬のイルミネーションといえば
銀座松屋通りマロニエの枝に絡みついた白色豆電球だった。
その後、札幌大道り公園のイルミネーション、神戸や丸の内のルミナリエなど
色彩が豊かで表現力もインパクトのあるものになったが、
私はいまでも パリのシャンゼリゼ大通りのような白い光の世界が好きなのだが・・・。
 香港のど派手な電飾の生活に慣れた孫娘は カラフルなのがいいという。
そこで近郊の「よみうりランド」へ。

DSC00741.jpg DSC00764.jpg 園地の昼と夜



DSC00765.jpg DSC00752.jpg DSC00755.jpg DSC00757.jpg



DSC00742.jpg DSC00763.jpg Meiと遊ぶ妻


(2016.12.10 遊ぶ)



DSC00731.jpg 幻花(鶴の競演)
    近在の折り紙名人Ki氏からの孫娘Meiへのプレゼント



冬桜
DSC00722.jpg           (写真はクリックして拡大してください)

 上州名物「空っ風」が吹き下してくる。
ここは 埼玉と群馬の県境を流れる神流川の支流、
日本庭園の代表的な庭石として知られる三波石の産地、三波川に
沿った冬桜の里。
満開の便りを耳にし 訪れた。

DSC00702.jpg DSC00705.jpg DSC00714.jpg DSC00716.jpg
冬桜の里(桜山と三波石)




DSC00700.jpg DSC00726.jpg DSC00710.jpg

DSC00708.jpg DSC00722_20161130134942cc8.jpg DSC00723.jpg

 山桜と豆桜の雑種である冬桜、
凍てついた線香花火のように角張って咲く
春の桜のようなふくよかさや艶っぽさがない。
まさにその花言葉「冷静」に相応しい。

 空は青く 凛と張りつめる冷気のなか、空っ風の音だけが
耳に立つ。
梅林の雰囲気があるも あの春に向かう柔らかさは感じられない。
高嶺に咲く峰ざくらを想い出した。



DSC00730.jpg DSC00729.jpg

 冬枯れの木立を縫って御荷鉾山スーパー林道を走り
神流湖を車窓に見て帰宅。       (2016.11.29 歩く)








  
甲州百匁柿
DSC00686.jpg 吊るし柿    (写真はクリックして拡大してください)

 日本の晩秋の風物詩のひとつ、登山口に近い農山村に見られる黄金色のすだれ・・・
軒下で 夕陽に赤く 金色に輝く絨毯は、下山後の昂揚した遠い日を想い出させて
くれる。

 5年ほど前から我が家の恒例行事ともなった秋の吊るし柿作り。
昨年末、お裾分けした友人たちからの絶賛の声に押されて今年もと、
大粒の渋柿・甲州百匁柿を求めて 山梨・塩山まで走り、
ひと粒 400~500g、80個ほどを購入。

DSC00678.jpg DSC00679.jpg 甲州百匁柿


DSC00684.jpg 1個 約500g



 帰途、雁坂みちを走り、かって歩いた乾徳山や西沢渓谷周辺を懐かしみ
広瀬湖畔を散策した。

DSC00681.jpg DSC00682.jpg DSC00683_201611051516139dc.jpg
広瀬湖畔

(乾徳山 月別アーカイブ2009年11月記、西沢渓谷 月別アーカイブ2012年4月記)
(2016.11.4)


八海山山麓
DSC00599.jpg 八海山RW   (写真はクリックして拡大してください)

 新潟県中越周辺は晴れ間が覗くとの気象予報に 米どころ南魚沼地方の
秋の風情と味覚を求めて、妻とドライブに・・・。

 榛名山・赤城山・谷川岳を車窓にやり過ごし、越後三山の一つ 八海山の麓まで走る。
風が無く、岩ゴツの八海山八峰は雲が垂れ込め 麓からの眺望はかなわなかった。
登山装備は身に着けずロープウエイで四合目(1150m)へ。

DSC00601.jpg 雲で佐渡島は見えず

DSC00603.jpg 女人堂への登山道

DSC00604.jpg DSC00609.jpg 魚野川流域に広がる米どころ

DSC00606.jpg DSC00607.jpg 鐘と避難小屋

DSC00608.jpg 八ッ峰への道

DSC00610.jpg 紅葉はこれから


 その後、浦佐・小出・小千谷まで足を伸ばし、刈入れ後の静かな田や鈴なりの小粒の
柿の木 そして はや冷たさを感じさせる清流の岸辺に揺れるすすきに秋を感じながら、
その土地土地の銘品を買い求め、帰宅。



P1000099_20161014113815689.jpg (2016.10.13 ドライブ(走行距離530キロ))













初秋
孫娘(Mei)の運動会

14495480_583920111733137_561753348565859923_n.jpg IMG_2713.jpg  (写真はクリックして拡大してください)

 たったひとりの孫(Mei)の小学校最後の運動会、金木犀が満開。
単身で海外赴任中の長男(Meiパパ)も一時帰国、Meiママの両親も皆揃って
盛会のうちに終わった。
高学年になって急速に身長が伸びたMeiは 騎馬戦では馬、組体操でも
一番下の礎であったが、笑顔で楽しんでいた。



奥日光

DSC00578.jpg 秋色になった山ぶどうの葉

 久しぶりの秋晴れ、妻は友人夫妻とゴルフへ。
既にゴルフからも遠ざかっている私は 透明な日差しと秋風のなか 高原の湖と
草もみじの原でも散策してみようと奥日光へ。

 秋空に男体山~大真名子・小真名子~女峰山の日光連山が美しく聳え
台風余波の強い秋風に波立った中禅寺湖も 青空を映して濃いブルーに彩られていた。
一気に「湯ノ湖」まで走る。

DSC00579.jpg DSC00581.jpg 湯元温泉源泉小屋

DSC00582.jpg DSC00584.jpg 静かに波立つ湯ノ湖

DSC00585.jpg DSC00586.jpg 湯滝への落ち口




DSC00589.jpg DSC00591.jpg 光彩の美しい森と湯川

DSC00593.jpg 草もみじ と 太郎山

DSC00594.jpg DSC00595.jpg DSC00596.jpg DSC00598.jpg
戦場ヶ原遊歩道 点描

 湯ノ湖も戦場ヶ原も静かで 風の音だけが渡っていた。
奥日光界隈の峰々を歩いたのは 遙かな昔。
このブログ「俄歩」では記録が少ない。
近年では、日光白根山(月別アーカイブ 2009年6月)、鬼怒沼湿原(2009年2月、
2013年6月)程度。

(2016.10.6 歩く)






















江の島
DSC00563.jpg 陽が傾き始めた江の島  (写真はクリックして拡大してください)


  「真白き富士の嶺 緑の江の島 仰ぎ見るも 今は涙、
   帰らぬ十二の 雄々しきみたまに 捧げ奉る 胸と心」
 むかし 母がよく口遊んでいた歌を想い出し、
三浦半島西岸の葉山、稲村ケ崎・鎌倉材木座、江の島そして藤沢鵠沼と
相模湾に面したいわゆる湘南の海を訪ねた。

 稲村ケ崎の高台にあった親戚の家に泊まり、
岩場のある海が好きだった私が 葉山長者ヶ埼や江の島岩屋洞へ
泳ぎに行ったのは 昭和20年代の終わり 小学高学年の頃であった。


 平日の夕方にもかかわらず 鎌倉方面から足を伸ばしてきたと思われる
若い男女と外国人観光客で島内は賑わって、昔の面影は
老舗料理屋と島の裏海岸にわずかに残っているだけであった。

DSC00565.jpg DSC00568.jpg 潮が満ちてきた稚児ヶ淵


DSC00574.jpg DSC00572.jpg 海蝕洞窟:岩屋洞




DSC00575.jpg 奥津宮

DSC00576.jpg 東京オリンピックの時に作られたヨットハーバー

(2016.9.27 歩く)









森の妖精
DSC00517.jpg 森の中で静かに揺れるレンゲショウマ
                             (写真はクリックして拡大してください)

 墓参に多磨霊園へ行くついでに少し足を伸ばして 奥多摩の御岳山へ
夏の妖精とか森の妖精とか呼称される「レンゲショウマ」の群生地を訪れた。

DSC00519.jpg DSC00522.jpg DSC00523.jpg DSC00524.jpg

DSC00531.jpg DSC00542.jpg DSC00551.jpg DSC00554.jpg


 緑濃い夏の森の中 まだ一分咲き程度であったが、
この花を愛でる方々が大勢カメラを構えていた。
産安社から ヒノキやケヤキの大木とウバユリやキツリフネの花々を愉しみながら
御岳山山頂の武蔵御岳神社に詣で、二時間程度の散策を終えた。


DSC00528.jpg DSC00532.jpg DSC00545.jpg

DSC00546.jpg DSC00547.jpg DSC00560.jpg


 レンゲショウマ、蝋細工のような吊り花。
森の妖精というより 下向きに静かに揺れるさまは 薄幸の美人を連想するという。
花言葉は 伝統美。

DSC00517_20160805143356462.jpg

(2016.8.4 妻と歩く)