俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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奥秩父最高峰
 先週、南天山を歩いた時に 甲武信岳から国師ヶ岳、金峰山に至る
縦走路からちょっと外れた奥秩父最高峰・北奥千丈岳を登り残しているのを思い出し、
強風注意報が出ていたが幸い好天に恵まれそうなので 急遽、早立ちして登山口、
山梨と長野の県境 大弛峠まで走った。

P1010906.jpg P1010916.jpg P1010931.jpg
北奥千丈岳         山頂             周辺地図   (写真はクリックして拡大してください)

「山行クロニクル No.62」   北奥千丈岳(2601m)   単独
’10.11.9(火)浦和=中央道勝沼IC=甲州市=川上牧丘林道・大弛峠駐車場
           ~夢の庭園~前国師岳~北奥千丈岳~前国師岳~大弛峠=浦和

 花々や岩が登山道を彩るアルプスの峰々と異なり、
奥秩父の山は シラビソやツガの昼なお暗い針葉樹の森と、その森故に
渓の美しさに特徴がある。
東京の荒川・多摩川、長野の千曲川、山梨の笛吹川などの水源地でもある。

 旧塩山市から秩父往還に入り、川上牧丘林道を走る。
もうすぐ冬季閉鎖を控えた甲州牧丘から信州川上へと抜けるこの林道、
キャメル色のカラマツ林の中を金峰山五丈石を仰ぎながら、大弛峠へ。

P1010938.jpg P1010936.jpg P1010894.jpg P1010935.jpg
カラマツ林          トチの老木     金峰山五丈石を仰ぐ

 標高2360m 大弛峠 10時着。
この峠まで車で入れるようになって 金峰山まで2時間30分、国師ヶ岳や
北奥千丈岳までは1時間ちょっとの尾根歩きである。

P1010933.jpg P1010932.jpg
峠               大弛小屋

 まずは夢の庭園と名付けられた展望地で大弛峠を見下ろし、
針葉樹林下の奥秩父縦走路の尾根道を歩く。

P1010898.jpg P1010901.jpg

P1010902.jpg P1010904.jpg P1010929.jpg 登山道 点描

 甲武信岳からこの稜線を金峰山へと逆に縦走した昔は、このように整備された木道は
まだなかった。鬱蒼とした針葉樹林下を小鳥の声を聴きながら坦々と歩いたものだった。
 今日は10~15mの強風、
陽光はあるものの体感温度は2~3度か、登山道は凍っていた。

P1010913.jpg P1010914.jpg P1010906_20101110162314.jpg P1010910.jpg
三繋平                           北奥千丈岳         国師ヶ岳

 前国師岳の頂を越え 三繋平で国師ヶ岳への道を分け、
北奥千丈岳 山頂 11時15分。
奥秩父連山の最高峰、2601m。
北東指呼の間に国師ヶ岳、その奥に甲武信岳や三宝山、
西に朝日岳を越えて金峰山。
遠く南アルプスや富士山なども薄く望めるが、私のコンパクトデジカメでは写らない。

P1010916_20101110163512.jpg P1010927.jpg P1010928.jpg
北奥千丈岳 山頂

P1010924.jpg 国師ヶ岳(2591m)とその奥左に三宝山 真中に甲武信岳(2475m)

P1010925.jpg 金峰山(2595m)、五丈石が際立つ

 ハイマツとシャクナゲ、庭石のような大石が散在する山頂は
ちょっとした日本庭園の風情。
縦走路では何組かの登山者と往き違ったが ここは無人。
烈風を岩陰に避けながら昼食。しばし 周辺の山並みを味わう。

 石楠花新道を奥千丈岳へ、そして黒金山を経て乾徳山に至る尾根道は
いつか歩いてみたいと想った。
P1010923.jpg

 1時過ぎには大弛峠に戻り まだ明るいうちに帰宅した。
昔懐かしい奥秩父縦走路、今回はそのほんの一部ではあったが、
残雪が残る新緑の五月の美しさを想い出した日であった。
                          (写真はクリックして拡大してください)













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この記事に対するコメント

おはようございます。

平日の山歩きはいいですね。
大弛峠は昨年、行きましたがすごい混雑でした。

奥秩父の縦走も楽しそうですが、1人ではちょっと
怖い気もします。

五丈石はどこからみても目立ちますね。
【2010/11/11 07:37】 URL | ブル #- [ 編集]


 ブルさん おはようございます
早々のメッセージをありがとうございました。

 現役の方ではなかなか歩けない平日行をいつも楽しんでおります。
この縦走路は樹林下でも見晴らしがよく、
新緑の頃は特に気持ちよく歩けるルートです。
奥秩父でも ハイマツ帯が見られます。
【2010/11/11 08:20】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]

秋晴れ山行
 今晩は
 奥秩父の山は私にとって、夏は暑そうなので、秋にと思っているといつの間にやら雪の心配が出てしまって、行きそびれることの多い山域です。
 国師から乾徳山へのルートは私も未踏ですが、名前に誘われ初夏の頃も歩いてみたくなるルートですね。
 
【2010/11/11 20:49】 URL | noyama #B7q/.fmY [ 編集]

こんばんは noyamaさん
 ただただ北奥千丈岳へ行ってみたくなり出かけましたが、やはり中途半端で
終わりました。
季節を選びじっくりと歩き通す、そんな山域なのでしょうね。

 石楠花新道、新緑の頃に歩いてみようかと思っておりますが、
車の回収が難しそうです。

 近頃は何処を楽しもうかと悩むことが多くなりました。
背中を押してくれるものが欠けてきたようです。
noyamaさんの年末山行を見習い、冠雪の富士を眺めようかと・・・。
メッセージをありがとうございました。
【2010/11/11 21:19】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]


コメントご無沙汰しておりました。。
国師イイすね~
今年の釣りシーズンですが
荒川を釣りした帰りに手前まで伺いました
時間があるときに鷹取まで数日かけて縦走したいとその時思いました

そろそろ雪山ですね
先ほど燕岳から帰還しました
近々アップいたします
【2010/11/15 00:30】 URL | jan #JalddpaA [ 編集]


 こんにちは janさん
 奥秩父は4~5月の残雪が好きで昔はよく出かけました。
森閑とした雰囲気の中をただただ歩き続けたものです。

 燕岳ですか、
雪に浮かぶ奇岩の眺めはいかがでしたか。
中房や有明の湯も味わいましたでしょうか・・・。
コメントをありがとうございました。
【2010/11/15 09:57】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]


雪に浮かぶ奇岩とは。。。
なんとも
確かにその通りな山行でした
穂高~槍に至るまで全て見渡せて
また少しだけ山にはまってしまったような。。。

もちろん中房の湯にもしっかり浸かってまいりました

近々八つに雪が張り付いたら権現経由で赤岳に行こうと
計画中ですのでまた報告をいたします

【2010/11/23 23:23】 URL | jan #JalddpaA [ 編集]

初コメ
初めてコメントさせていただきます。

山の写真をブログにアップしている者です。

きれいな写真を拝見し、大分前にはなりますが、同じ道を歩いたのを思い出しました。

大弛峠の駐車場が舗装されているとか聞いて、驚いています。
結構速くいけるのですね。日帰り可能ですか・・
あの林道の運転はしんどいな、と思って、行くのを躊躇していましたが、来年には行ってみたいと思います。

【2010/11/24 03:43】 URL | devilman #- [ 編集]

janさん 気をつけて
 このところすっかり北アルプスの魅力に取りつかれたようですね。
妻を伴い連泊したこともあるくらい私も中房の湯は好きです。

 権現から赤岳へ・・・というとキレット越えですね。
厳冬期の単独行でこのルートはキツイものです。
特に烈風にお気をつけください。
心配しながらレポを待つのは 結構きついもの。
気象条件に十分ご留意くださいますようお願いいたします。

【2010/11/24 17:14】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]

devilmanさん こんにちは
 拙ブログへのご訪問、ありがとうございます。
川上牧丘林道、信州側は未舗装の悪路ですが、甲州側は舗装された
快適な林道が峠まで続いています。

 この大弛峠を使うと 金峰山も2時間半、
十分日帰り可能となります。
朝日岳越えの尾根歩きはあまりにもあっけないかもしれません。
展望は優れていますが・・・。

 コメント、ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
【2010/11/24 17:33】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]


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