俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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金峰山
 晴れた日の山頂からの雄大な眺望を期待して、奥秩父の金峰山へ。
この金峰山、 大正から昭和初期に田部重治氏とともに 奥秩父をこよなく愛した木暮理太郎氏は
その著「山の憶い出」に以下のように記している。

 「奥秩父には誇るに足る可く四つの勝地がある。 山では金峰山、高原では梓山村の戦場ヶ原、
渓谷では笛吹川の上流 東沢と西沢、森林では入川谷の奥なる真ノ沢と股ノ沢に至る大森林が
それである・・・・」(大正11年記)

 沢歩きをしない私は東沢と西沢へは入渓したことがないが、金峰山、戦場ヶ原、入川谷は かって
それぞれ歩いたことがある。
ただ そのうち十文字峠から梓山に至る戦場ヶ原のカラマツ林は 既に伐採され、一面 高原野菜の
畑に様変わりしてしまっていたが・・・。
 しかし、山は変わっていなかった。
                                   (写真はクリックして拡大してください)

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金峰山 五丈石      瑞牆山と八ヶ岳       富士山

 いまも甲武信岳から水師、国師ヶ岳を越え 金峰山に至る縦走路を汗する奥秩父好きの方が多い
ことと思うが、今日は自宅からの直接登山ゆえ 塩山から大弛峠まで走れる牧丘林道を利用、
大弛峠からピストンした。


「山行クロニクル No.46 」    金峰山     単独
’09.11.6(金) 浦和=中央道勝沼IC=牧丘林道=大弛峠~朝日峠~朝日岳~金峰山
            ~朝日岳~大弛峠=一之橋温泉(泊)

 立冬前日、まだ暗い朝5時 浦和発。
大弛峠まで走り上がり 装備を整え、8時10分 朝日峠への尾根道に分け入る。

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大弛峠            針葉樹林の登山道    朝日峠

 既に雲ひとつない青空、晩秋でも日差しが強い。
シラビソやトウヒ等の針葉樹に覆われた朝日峠を越え 朝日岳山頂で往く手と越し方を眺め 一服。

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朝日岳            富士山

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金峰山への尾根道と南アルプス            白峰三山          噴煙をあげる浅間山

 往く手 金峰山の五丈石、その奥に甲斐駒、仙丈、白峰三山、そのすぐ左に小さな鋭突の塩見、
さらに荒川三山と続く。
また 目を転ずると噴煙をあげる浅間、逆光ではあるが白のショートコートを纏った富士。
ここでこの眺望、早く金峰山へと心が急ぐ。

P1000299.jpg 鉄山分岐

 途中、鉄山への道を分け、鈍足の私でも11時少し前 山頂(2595m)に着いた。

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金峰山 山頂                        五丈石

P1000313.jpg P1000306.jpg P1000319.jpg
千代の吹き上げ      八ヶ岳と瑞牆山      好きな瑞牆山をズーム
    へのハイマツ帯

P1000316.jpg P1000321.jpg P1000323.jpg P1000324.jpg
白銀の北アルプス    南アルプス         富士山            国師ヶ岳への稜線
                                                   左奥に甲武信岳

 絶景である。八ヶ岳とその手前にカラマツの裾野を曳く私の好きな瑞牆山の岩峰が美しい。
また初夏のシャクナゲの咲く季節にでも・・・と誘われ、心が惑う。
三日前の寒波 その雪が消え蒼黒い陰影の南アルプス、振り返れば奥秩父 国師ヶ岳への濃緑の
稜線、その奥に甲武信岳が覗く。
 童心に帰り 山頂標識の傍らの岩畳に攀じ上りひとりポーズを撮る。

 一時間、飽かず峰々を眺めながら昼食。 かってのそれぞれの山行に想いを馳せる。
平日とて この間、登頂者は7~8組。皆、この眺望に充足しきった逞しい顔。汗が光っている。
やはり正規ルート 里宮平・富士見平或いは廻目平・金峰小屋からのパーティが多い。

P1000330.jpg P1000331.jpg P1000332.jpg
岩くぐり           肩の尾根          小川山のクライミング場

 同じ尾根を帰る。

帰途の尾根歩き 点描
P1000334.jpg P1000338.jpg P1000336.jpg
尾根の枯れ木群                      林床の苔 

P1000341.jpg 大ナギ 

P1000343.jpg 樹間から小川山の岩場を覗く

 大弛峠からの往復とはいえ、やはり金峰山そのものは素晴らしい山であった。
十二分の満足感を胸に 明日はいままで登り残していた乾徳山へ・・・。
麓の笛吹温泉郷の南にある一之橋温泉に宿をとった。
                                      (写真はクリックして拡大してください)








 





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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ


この記事に対するコメント

金峰山ですか

先週私は西沢渓谷経由で金峰山~国師ヶ岳を仰ぎ見てました

紅葉が最高ですよね
【2009/11/09 00:07】 URL | JAN #- [ 編集]


 うわ~凄い、絶景ですね! 
金峰山も乾徳山も甲武信も登りたいと思いながら、まだ登っていない山々です。
何だか気がせいてきます。 一つ一つ画像を大きくして見せて戴きました。

 チビ達とずっと前に登った瑞牆山へも足を運びたいと思いながら・・・・・
       たっぷり楽しませて戴きました。
【2009/11/09 02:02】 URL | キレンゲショウマ #- [ 編集]

コメント、ありがとうございます
JANさん、
 紅葉の西沢渓谷と薄雪の黒川山のレポ、楽しく拝見しました。 寒そうでしたね。
金峰山を歩いた折は 既に広葉樹は落葉、初冬の青空が広がっていました。

 この界隈、瑞牆山、金峰山、乾徳山そして甲武信岳や武信白岩山など
お薦めしたい峰が並んでいます。
来年の渓や沢を探りながらお楽しみください。


キレンゲショウマさん
 やはり金峰山は 昔と変わらず素晴らしい山でした。
瑞牆山とならんで 奥秩父ではお薦めの峰ですね。
 翌日の乾徳山は、この季節、落葉した灌木とススキの原が目立ちましたが、
変化のある登山道に魅力がありました。 是非お楽しみください。

 帰朝後も 富士山麓逍遥、木工細工鑑賞、第二東名歩き など、相変わらずの
ご活躍、楽しみに拝見しています。
【2009/11/09 08:42】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]

はじめまして
ブルといいます。

夏から山歩きを始めた中年初心者です。

金峰山、先月行きました。
すばらしい展望にすっかり魅せられてしまい
ました。

すてきなブログですね。
今後の山行のためにもゆっくり読ませて
いただきたいなと思っています。
【2009/11/09 23:27】 URL | ブル #mQop/nM. [ 編集]

ブルさん、はじめまして こんばんは
 ご訪問ありがとうございます。
私より一カ月早く 金峰山を歩かれたようですね。
写真を拝見すると やはり快晴、撮影ポイントもほぼ同じ。素晴らしい山行だったようで
ますます山歩きの楽しみが増されたことと思います。

 私もまた貴ブログを楽しませていただきます。
メッセージをありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
冬の単独行は十分お気をつけくださいますよう・・・。
【2009/11/10 00:43】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]


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