俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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両神山
 桜、桃、杏の白 ピンク 緋、 マンサク、キブシ、エニシダ、ヤマブキの黄、 雪柳、椿、木瓜の白と紅、
そして路上には 水仙、桜草、芝桜、チューリップなどなど・・・。
北秩父、吉田や小鹿野地区の山里は この季節、まさに花に埋づもれていた。
この地域の子供の「花まつり」に見られる花吹雪の道を歩いているようだった。

 両神山を代表するひとつ花、アカヤシオの気の早いのがちらほら咲き始めている登山口、日向大谷の
山荘に前泊、 両神神社・里宮に詣でたりしてのんびりとしたひとときを過ごした。

                                          (写真はクリックして拡大して下さい)                                            
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                                両神神社・里宮

「山行クロニクル No.33」 両神山
 翌朝(4.11土) 6時30分、前夜 同宿、歓談した同世代の単独行男性とまだ現役の男性二人組みと
山荘の犬(ポチ)を伴い登り始めた。ここ2~3日と同様 今日も夏日が予想され、気温だけはまるで夏山の
様相である。
 男性4人、お互い初対面であったが、明け方に登山口まで走り来て登るというのではなく
前泊し、ゆったり山を楽しみたい という互いの雰囲気が伝わる方々だった。

 七滝沢への道を分ける会所を過ぎ、ポチを帰し 薄川を2~3回徒渉、小鳥の囀りに包まれ 沢沿いの
急登にかかる。アズマイチゲがまだ花弁を巻いている。
弘法の井戸の清水は汲むのに大変なほど細く僅かずつ滴っていた。近年は素泊まり対応しかしていない
無人の清滝小屋で大休止。夏日の日差しの中 何人かの健脚者が先行していく。

 クサリ場のある産泰尾根に取り付き 所々アイスバーンの残る尾根を攀じり 奥宮に詣でる。

2009_0411両神山0009
両神山近景

 奥宮からの尾根通しの夏道はトラロープが張られ、崖を巻く冬道の凍ったところを歩かされた。
山頂着 11時過ぎ、標高差1100mを4時間半ののんびり登行である。
三角点のある剣ヶ峰(1723m)は360度の視界。春霞のベールに包まれてはいたが、冠雪の八ヶ岳
や遠く北アルプスの稜線、南の富士山も美しく浮かんでいた。

2009_0411両神山0010 2009_0411両神山0014
剣ヶ峰 山頂        春霞の八ヶ岳

 歩行距離の短い八丁峠からの入山者が多く、狭い山頂はすぐ人で埋まる。交互に写真を撮り
少し降った白井差への分岐にあるテーブルで昼食、歓談。
この季節外れの暑さには閉口したが 眺望に恵まれたことに感謝し、下山にかかる。

 尾根の北側はシャクナゲの花芽もまだ固く小さく、ミズナラやダケカンバの新芽も膨らんでいない。
ハシリドコロ、イチリンソウ、ネコノメソウの他、朝は閉じていたアズマイチゲは精一杯 花弁を広げ
灰褐色の沢筋の崖に存在を誇示していた。

2009_0411両神山0017 2009_0411両神山0020
キバナノネコノメ      アズマイチゲ

 薄川の沢沿いの崖の中腹で 久し振りにニホンカモシカに出会う。
黒い小さな前角と首周りの白い襟巻き、しなやかな黒毛を纏い、堂々と睥睨していた。

 3時過ぎ 下山、山荘のオーナーご夫妻に挨拶、 また ご一緒していただいた方々とも いつの日かの
山での再会を楽しみに別れ、花の里を後にした。
                                       (写真はクリックして拡大してください)

                                     







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