俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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瑞牆山
 ツガ、シラビソ、カラマツなどの針葉樹林から生えるように岩峰が屹立している姿が美しい山、
みずがき山は一度は登ってみたい山のひとつであった。
晩秋の薄日に 重なり合って何処までも続くカラマツの黄葉が、遥かに過ぎ去った遠い日々を想い出
させるような静かな雰囲気に満ちた山であった。

2008_1031瑞がき山0001 2008_1031瑞がき山0006 2008_1031瑞がき山0026
里宮平           みずがき山         カラマツ林    (写真はクリックして拡大してください)

「山行クロニクルNo.25」  みずがき山
’08.10.30(木) 浦和~中央道須玉IC~里宮平・みずがき山荘(泊)
    10・31(金) 里宮平~富士見平~天鳥川~山頂~里見平~浦和

 前泊した登山口、里宮平の山荘周辺は もう葉を落としたブナ、シラカンバ、ヤエガワカンバに混じって
ミネカエデ、ミズナラ、カラマツなどまだ残りの紅葉が美しく、晩秋の静寂さを際立たせていた。
 昨年の火打山以来 久し振りに学生時代の友人 Mさんをパートナーとして、朝7時30分、登山道へ
踏み入った。

 オレンジや赤、黄の彩を楽しみながら 金峰山、さらには小川山への道を分け、天鳥川へ降る途中
みずがき山の岩峰がようやく眼前に顕れ、その頂の美しさが登頂意欲を掻き立てる。

2008_1031瑞がき山0003 みずがき山・山頂部を覗く

 登山口から頂上までの標高差約800m。天鳥川を徒渉すると梯子やロープが所々に現れる岩の多い
急登となった。
2008_1031瑞がき山0020 2008_1031瑞がき山0007
天鳥川のカラマツ     屹立する巨岩

 頂上直下はシャクナゲが多く、この花季は一際眼を楽しませてくれることだろう。
巨岩を仰ぎながら巻き、大岩の上に薄日が降り注ぐ頂上(2230m)着、11時20分。
隣の小川山、五丈岩が飛び出している金峰山の裾野の紅葉が綺麗だ。
雲間に八ヶ岳、鳳凰三山の奥には はや冠雪した北岳や間の岳など白峰三山、遠くには富士山が
霞んでいる。吹き渡る風はさすがに冷たい。

2008_1031瑞がき山0015 2008_1031瑞がき山0010 2008_1031瑞がき山0012 2008_1031瑞がき山0016
薄日の頂上         眼下の紅葉        八ヶ岳遠景         富士山

 レトルトカレーを温め、コンビーフとおにぎりを食べながらの会話は弾む。
Mさんは 頂上からの眺望とこの岩峰の好さを語りながらも 帰路の岩場の降りの心配を吐露する。
雲が厚くなり陽が閉ざされるまで1時間半頂上に滞留。
その間、10人程度の登山者と挨拶を交わした。

 再び、ゴロ岩の急下降を開始する。
天鳥川を渡り、ちょっとした登り返しを過ぎ厚く積もった落ち葉を踏みしめ、
南面のミズナラ、ミネカエデ、 北面のカラマツの名残の彩を楽しみながら、3時過ぎ里宮平へ帰着。

2008_1031瑞がき山0025 2008_1031瑞がき山0026 2008_1031瑞がき山0028 2008_1031瑞がき山0029

 装備を解き 増富温泉を経て帰路に着いた。晩秋に相応しい山行の一日だった。

IMG_4342.jpg photo by M
                                       (写真はクリックして拡大して下さい)













 
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ


この記事に対するコメント

素晴らしい風景ですね。
こんな風景を見ると、なぜか不思議な感覚に襲われます。
とくにグワァ~っと蘇ってくるのが、小学生の頃に友達とお弁当を持って近くの低山によくハイキングに行った時の光景。
俄歩人さんのおっしゃていることも分かるような気がします。
みずがき山。。登りたくなるようなお山ですね!!
あたしも、いろんな山に登ってみたいです。

【2008/11/03 09:40】 URL | RR #BS/QXebM [ 編集]


いいですね~、しかも静かだったようで。
私が行った9/15はあいにくの厚い雲で、八も南も見えませんでした。

最後の赤い紅葉は1722付近でしょうか? 見覚えのある景色です。
次回は時期を選んで行くことにします。
【2008/11/03 18:30】 URL | かたやま #- [ 編集]

RRさん、こんばんは
 コメントありがとうございました。名残の紅葉が静かな雰囲気に息づく、まさに晩秋でした。 
これからの立山・黒部は雪の世界ですね。
RRさんは どの方面へアタックされるのでしょうか。気象の激変する山塊故、お気をつけて
雪山を楽しんでください。

【2008/11/03 19:04】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]

かたやまさん、こんばんは
 コメント有難うございました。大変雰囲気のよい山で、晩秋をしっかり楽しめました。
ミネカエデ(?)の赤は おっしゃるとおり富士見平から里宮平へ降る途中の南面、若干 登山道から外れた1750mくらいのところでした。
 明日から 浅間山の外輪山 黒斑山方面を歩く予定です。
【2008/11/03 19:12】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]

紅葉山行
 今晩は
 瑞牆山・金峰山など奥秩父の山も紅葉真っ盛りのようですね
 秩父の山も夏には暑いので今頃が登り頃なのでしょうか
 冬にしか登ったことがないので参考になりました
 来年は紅葉山行の候補地にします
【2008/11/04 20:20】 URL | noyama #B7q/.fmY [ 編集]

noyamaさん、コメント有難うございました
 瑞牆山、雪の季節はまだ知りませんが、シャクナゲの6月末、それに晩秋に相応しい山
でした。 今日まで、浅間山の外輪山 黒斑山、蛇骨岳を歩いておりましたので、お礼が
遅くなりました。

 帰途、地蔵峠を越えて鹿沢温泉に向かい、noyamaさんや PoPoさんが最近歩かれた
 湯の丸山を眺めて来ました。
【2008/11/06 15:05】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]


とっても綺麗な写真ですね!
どこでもドアでパッとあの風景の中に飛び込みたいです(登山は無理そうなので)
カラマツ林がいい感じです
【2008/11/09 20:37】 URL | ともぞう #2E1LQM0k [ 編集]

ともぞうさん、コメントありがとう
 ブナの林は四季それぞれ好きですが、カラマツ林は 芽吹きの春と晩秋の黄葉がとても
いいですよ。風も無いのに音も無く地上に降り注ぐ様は風情があります。
どなたかが「金の針が降ってくる・・・」と表現しています。
【2008/11/09 22:55】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]


ご無沙汰です。
みずがき山は山に登り始めて割りと最初のほうに登った山で、とても印象の深い山です。中学の友達が、私のみずがき山行の写真を見てこの山に登り、今のご主人と出会うと言う運命的な山となったとのこと。感謝されてる?と思っております。

会社の山好きにも、どこかいい山は?と聞かれてここを薦めたりする山でもあります。
今回もいい写真、堪能させていただきました。


【2008/11/27 16:03】 URL | またっち #- [ 編集]

またっちさん、想い出の多い山のようですね
 新緑とシャクナゲの6月もよさそうでしたが、静かな晩秋は趣のある表情を見せてくれました。季節を変えてまた登りたくなる山ですね。コメント有難うございました。

 この冬は 近い将来に期待する孫娘の登山デビューのための下調べとして、高尾や陣馬
高原などの低山を歩き回ってみる予定です。
【2008/11/27 17:15】 URL | 俄歩人 #- [ 編集]


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