俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
プロフィール

俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



佐渡
 大佐渡山地のトレッキングと外海府の海崖美を楽しみに日本海の離島・佐渡に
渡った。

DSC00342.jpg DSC00364.jpg DSC00390.jpg
東海岸姫埼灯台      ドンデン高原       外海府海岸 (写真はクリックして拡大してください)

 同行は学生時代からの友人 Mさん、昨秋の那須岳以来である。
梅雨入り直前とて 空模様が気になっていたが、山も海も晴天に恵まれ 島を一周、
まさに物見遊山の旅となった。
                              DSC00426.jpg 全島図

6.1(水) さいたま市浦和~関越自動車道~新潟市(泊)
6.2(木) 新潟港~佐渡両津港~ドンデン高原トレッキング~山荘(泊)
6.3(金) 山荘~内海府海岸~大野亀~尖閣湾~佐渡金山・奉行所跡~相川温泉・七浦海岸(泊)
6.4(土) 七浦海岸~宿根木~矢島・経島~赤泊~姫埼灯台~両津港~新潟港~浦和

 カーフェリー佐渡汽船おけさ丸に車を積み、両津港下船後トンデン山へ。

DSC00343.jpg 山荘テラスから望む両津湾と加茂湖 正面の山塊は小佐渡山地

 タダラ峰~尻立山~ドンデン池~金北縦走路入り口~ドンデン山荘 と
静かな高原を2時間の散策。
やはりここ佐渡でも今年は雪解けが早く、既にお目当ての花のいくつかは終わっていたが
トレッキングトレイルは 満開のタニウツギ、レンゲツツジ、ウラジロヨウラクが
生垣のように迫り、足元では小さなチゴユリ、エゾキジムシロ、オオイワカガミ、エンレイソウ
などが小路を彩っていた。

DSC00347.jpg DSC00349.jpg DSC00362.jpg DSC00365.jpg
ドンデン高原トレイル

DSC00345.jpg DSC00351.jpg DSC00353.jpg DSC00360.jpg
タニウツギ         ウラジロヨウラク      ミヤマオダマキ       オオイワカガミ

 尻立山(940m)山頂からは 外洋と内湾が異なる青さを見せてくれた。
例年、ドンデン池周辺で放牧されている食肉牛の姿はなく ウグイスやコマドリの
囀りが耳に心地よく響く。

DSC00354.jpg DSC00359.jpg DSC00363.jpg
尻立山            ドンデン池         両津湾

DSC00369.jpg DSC00373.jpg 大佐渡山地の最高峰 金北山(1172m)


 山荘泊の翌日は 内海府海岸を北上、トビシマカンゾウの群落が美しい
大野亀を歩く。

DSC00376.jpg DSC00379.jpg DSC00382.jpg
標高167mの一枚岩・大野亀             二つ亀方面の海岸線

DSC00387.jpg DSC00383.jpg オドリコソウと大野亀頂上

 このトビシマカンゾウの群生地から 尖閣湾まで日本海に面した外海府海岸の
岩礁美と群青色の海の変化を飽かず楽しむ。

DSC00390_201606052123325f9.jpg 透明度の高い外海府海岸

DSC00392.jpg DSC00393.jpg 尖閣湾

 海岸美を堪能した後、内陸部に入り 佐渡金山と同奉行所跡の史跡を見学。
再び 島の南へ海岸を走り 夕陽の美しさで知られた相川温泉・七浦海岸に宿をとった。

佐渡金山
DSC00394.jpg DSC00395.jpg 江戸時代の再現

DSC00397.jpg      DSC00406.jpg DSC00407.jpg 明治期の遺構
(大立堅坑)          (浮遊選鉱場)



七浦海岸
DSC00412.jpg 夫婦岩

DSC00413.jpg DSC00414.jpg DSC00415.jpg
塩工房            強風と波しぶきを避ける漁村の集落

DSC00422.jpg DSC00425.jpg 日本海に沈む夕陽

DSC00428_201606052202070ed.jpg 翌朝の長閑な海岸


 俗に ここ佐渡の文化は 「国仲地区の公家文化」「相川地区の武家文化」そして
「小木地区の町人文化」と言われているとのこと。
最終日は その小木地区・宿根木で復元された千石船と衣食住の民俗文化財を
資料館で学び、景勝地 矢島・経島で名物の「たらい舟」で遊ぶ。

DSC00430.jpg DSC00431.jpg 復元された千石船の舳先と艫

DSC00435.jpg DSC00436.jpg 宿根木集落の民家

DSC00443.jpg たらい舟

 たらい舟にまつわる島の娘と島外の男を語った浪曲「佐渡情話」の碑が経島にあった。
来島時、フェリーで両津港に回り込むときに眺めた姫埼灯台を経て 再び両津港へ戻り、
佐渡一周の旅を終えた。

DSC00444.jpg



 自然美以外にも 歴史上名の残る離島が多い中で、ここ佐渡は一度は訪れてみたい
島のひとつであった。
宿泊した相川地区では翌日から 金山が栄えた江戸時代から継承されている京町流し
「宵の舞」が行われるとか。また初夏には 流人・世阿弥の影響による薪能が各地で演じられ、
島は賑やかな季節を迎えることだろう。

DSC00352.jpg
 尻立山の稜線に たった一株の紅色の花、なんとハマナスが咲いていた。
登山靴の底についていたか鳥が運んだ種が定着したものであろう。
思わず蒼い外洋に眼を細め遠く北の大地に想いを馳せたひとときであった。

(写真はクリックして拡大してください)



 








 










 























      


関連記事


この記事に対するコメント
良い旅、良い仲間
こんばんは
またもや良い旅をなさいましたね
佐渡は仕事で1度行っただけであり
春の花咲くころ訪れてみたいと思いつつ未だ実現しません
離島・半島には独特の風景・植物や民族があり魅力ですね
いつかは、俄歩人さんの記録を頼りに訪れたいと思います
【2016/06/13 20:00】 URL | noyama #B7q/.fmY [ 編集]

noyamaさん こんばんは
 初めての佐渡、緑濃い大佐渡山地のトレッキングも楽しかったですが、
とりわけ外海府海岸と呼称される日本海側は魅力溢れるエリアでした。
いつも折々のコメントをいただきありがとうございました。
 先週の南八つ横岳のツクモグサは素晴らしかったです。
おもわず昔日を振り返りました。
【2016/06/14 00:29】 URL | 俄歩人 #t3k.yir2 [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://yoshiyama.blog115.fc2.com/tb.php/188-98c5cf6f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)