俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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物見岩
P1060193.jpg 神津牧場の牧草地と西上州の岩峰群   (写真はクリックして拡大して下さい)

 上州(群馬県)、とりわけ西上州からはヒトツバナ(アカヤシオ)祭りの便りが聞こえてきた。
碧岩や立岩の岩峰を歩いた折にお世話になった宿からも「これからが見頃です」と
連絡が入った。
 これ等の岩峰は 孫娘を連れて歩くにはいささか危険な岩尾根なので、
以前連れて歩いた神津牧場周辺でも・・・と、週末我が家に泊りに来ていた孫娘Meiを
誘ってみたが、あっさりと断られてしまった。

 ひとりで歩くなら平日の静かな時に・・・と、姫街道から荒船山の艫岩を見上げ、
神津牧場に車を止め 荒船風穴と物見岩を散策した。

P1060184.jpg 荒船山の艫岩

 「荒船の風穴」は 富士の裾野や山岳各地に見られる自然現象で形作られた 冷気が
吹き出す風穴ではなく、人の手によって天然の冷気を利用するために掘られたもので、
昨年、世界文化遺産として登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」に位置づけられた遺構
のひとつ。
「蚕種(蚕の卵)を冷蔵貯蔵」するための文化的な施設である。
 山あいの冷気が吹きだす谷筋に掘られ、周囲を石積みで四角く囲った大穴で
昭和初期まで利用されていたとのこと。

P1060185.jpg P1060187.jpg P1060186.jpg
冷気の吹き出し口と冷蔵貯蔵するための石積みの大穴

P1060188.jpg 筒鳥の声が静かに響く風穴の里




P1060196.jpg P1060194.jpg 物見岩への登山道

 牧場から物見岩への登りでは 木々の新芽はまだ固く、中腹の雑木林は
灰褐色のままであった。

P1060195.jpg 物見岩の三角点(1315m)

 はやくも夏日をおもわせる暑い日差しのもと、風が心地よく渡る物見岩で 周囲を眺めながら
しばし休息する。

P1060197.jpg P1060198.jpg P1060201.jpg
指呼の間の物見山  雪面を残す前掛山・浅間山  高岩方面

P1060203.jpg P1060204.jpg 東に神津牧場 南に内山牧場を見下ろす

 暖められた大地からの水蒸気の靄に包まれ 判然としない高嶺と同じように
この先の私の山行計画は漠然としている。
 行楽シーズンを迎え 忙しく立ち働く牧場の方々を眺めながら、
仔馬の背にこわごわしがみつき 牛の行進にしり込みし バター作りに汗を流していた
まだ幼かった当時の孫娘の姿を想い出した日でもあった。




P1060190.jpg P1060189.jpg 神津牧場

(’15.4.27 歩く   写真はクリックして拡大して下さい)










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