俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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奥静岡
 南アルプス深南部、笊ヶ岳や青薙山に近い八紘嶺(1918m)や山伏(2013m)の登山口が
ある安倍奥の梅ヶ島温泉 と 寸又三山(前黒法師岳・朝日岳・沢口山)で知られた奥大井の
寸又峡温泉を散策、まだ春浅い山間の湯と峠道を楽しんだ。

「安倍奥と奥大井」 単独
’14.4.24(木)浦和=東名・新東名(新静岡IC)=安倍川上流=梅ヶ島=安倍峠
           =大谷崩れ=梅ヶ島温泉(泊)
    4.25(金)梅ヶ島温泉=笠張峠=富士見峠=井川ダム=接岨峡=寸又峡温泉(泊)
    4.26(土)寸又峡温泉=千頭=川根温泉=東名(吉田IC)=浦和

「安倍奥」と呼称される静岡・山梨の県境を安倍川を遡って訪れるのははじめて。
八紘嶺登山口の安倍峠を越えて身延山側へは まだ冬季交通止めであったが、
残雪と芽吹きの安倍峠は静寂そのものであった。

P1050414.jpg P1050406.jpg P1050419.jpg P1050420.jpg
安倍奥の登山道                         (写真はクリックして拡大して下さい)

P1050415.jpg P1050417.jpg P1050412.jpg
八紘嶺登山口       八紘嶺            鯉が滝                                        

「安倍の大滝」への岨道は一部崩壊、滝直下へは通行不能だった。
P1050408.jpg P1050450.jpg P1050451.jpg
安倍の大滝遠景 と 吊橋


 日本三大崩れ(大谷崩れ・鳶山崩れ(立山常願寺川上流)・稗田崩れ(長野小谷村))のひとつ
である大谷崩れ。大谷嶺への登山口を訪れ、崩壊地を望む。
幸田 文氏の碑文故か 荒涼として寂寞感がせまる。
しかし、崩壊の凄まじさでは 富士山の大沢崩れや昔の立山温泉を飲み込んだ鳶山崩れのほうが
荒々しさを感じた。

P1050424.jpg P1050427.jpg P1050426.jpg
大谷崩れ と 大谷嶺登山口

 小さな集落 梅ヶ島温泉を散策、安倍川起点周辺の右岸の懸崖で 新芽を貪るカモシカに出遭う。
枯落ち葉や小石を崖下に撒き散らしながら しきりに額を幹にこすりつけ縄張りを誇示しつつ
若芽を頬張る動きに春を感じる。

P1050434.jpg P1050433.jpg P1050435.jpg
梅ヶ島温泉街       源泉の「湯の神社」と 湯滝                                             
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安倍川起点         ニホンカモシカ                                

 自然湧出の天然硫黄泉であるこの梅ヶ島温泉(源泉39度)も 翌日宿泊した寸又峡温泉(源泉43度)
いずれもアルカリ度が高く、肌触りはヌルヌル、ツルツル。


 山家料理を賞味した翌日は 山間の狭道を笠張峠・富士見峠を越えて奥大井、井川ダムを眺め 
アプト式鉄道に沿って接岨峡を経て 寸又峡温泉へ。
途中、南アルプス南部 冠雪の上河内岳に見入る。

P1050455.jpg
富士見峠から 大無間山(左)と冠雪の上河内岳(右奥)
明治~昭和初期に南ア南部を歩いた先達の山行記には必ず語られる上河内岳、まだ白く輝いていた。

P1050458.jpg P1050463.jpg
井川ダム           接岨峡                                

 梅ヶ島より標高の低いここ寸又峡はまさに新緑。
こじんまりとした温泉集落を抜け 朝日岳を仰ぎ、大間ダム周辺を散策、山麓の静かな景観を
味わった。

P1050467.jpg 朝日岳

P1050468.jpg P1050470.jpg 大間ダム と 吊橋

P1050473.jpg P1050474.jpg P1050475.jpg P1050478.jpg
                               サワグルミ      トチノキ

P1050465.jpg P1050466.jpg P1050480.jpg 寸又峡温泉


 三日目は 大井川沿いに下流へ、茶処 川根本町の茶畑の中を走り抜け、
東名高速道吉田ICから帰宅した。

今回は 八紘嶺、山伏、寸又三山のいずれの峰も歩かなかったが、この安倍奥・奥大井の
山々については 私がリンクさせていただいている「安倍の山伏」こと静岡踏岳会所属のK氏の
ブログ「静岡の山と渓」に詳しい。
K氏は現在もこの安倍奥周辺の登山道整備や遭難者救助活動に活躍されていらっしゃる。

P1050483.jpg             (写真はクリックして拡大して下さい)





          

















          







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この記事に対するコメント

お~~ 近くに 着ていたのですね
【2014/04/28 19:22】 URL | 北海道のくま #- [ 編集]

北海道のくまさん こんばんは
 すれ違いのようでしたね。
もっとも私は安倍峠までで 八紘嶺は眺めるだけでしたが・・・。
何となく安倍奥周辺でのんびりしたくなり訪れました。
メッセージをありがとうございました。
【2014/04/28 21:31】 URL | 俄歩人 #t3k.yir2 [ 編集]


寸又峡、20年くらい前に旅行で行ったきりで、ずいぶん訪れて
いません。山間の集落の感じが気持ちを落ち着かせてくれそう
です。そろそろこのあたりの山も歩けるくらいの力はついたかな
と思うので、山伏あたり行ってみたいです。

もう新緑ですね。ブナの新緑を楽しみに三頭山や丹沢にも
行ってみたくなりました。
【2014/04/29 06:16】 URL | ブル #- [ 編集]

こんにちは ブルさん
  山行をはじめられてはや5年、一年中山との対話を楽しんでいらっしゃいますね。
素晴らしいことです。八ヶ岳はもうすっかりご自分の庭のよう・・・。

 ブルさん、いつもコメントをありがとうございます。
最近はピークも踏まず旅人のように山溢の風情に充足してしまいます。
まだまだ歩きたい峰はあるのですが・・・。
【2014/04/29 08:14】 URL | 俄歩人 #t3k.yir2 [ 編集]

渋いですね
 こんにちは
 相変わらず、良い旅をなさってますね
 寸又峡と言えば、金嬉老事件思い出す年代ですが
 斜面に広がる川根茶畑、大井川鉄道などよいところですね
 過日、福島で同宿だった方がこちら出身で自慢話を聞かせて貰いました
 山村・一人旅・温泉 いいな
 
【2014/04/29 15:59】 URL | noyama #B7q/.fmY [ 編集]

Re.山村。一人旅・温泉
 そうですね。かって金嬉老事件で一躍脚光を浴びた温泉ですよね。
梅ヶ島温泉には歌人・吉井勇の詩碑がひっそりと建っていたり、
どちらの湯も山も今日的ではなく 静かな春を迎えていました。

 コメントをありがとうございました。
noyamaさんも奥様を慰労する沖縄への旅、良い息抜きの日々を
過ごされましたね。
私も5月には遠征したいと思っております。

 
【2014/04/29 19:20】 URL | 俄歩人 #t3k.yir2 [ 編集]


 こんばんは!
ゆったりと静かなお湯と景色を楽しまれたようですね。
大谷崩れ・八紘嶺など・・・・・昨年秋の山を思い出しながら
楽しませて戴きました。

 あのダムの色も懐かしく・・・今年はやっぱり南アルプスへも
入りたいなあ・・・と今から思いを馳せています。
新緑がいい季節になりましたね。
【2014/04/29 21:21】 URL | キレンゲショウマ #- [ 編集]

こんばんは キレンゲショウマさん
 例年に比べ残雪が多いようですが 山麓は本当に新緑が
いい季節になりました。
そういえば昨年は椹島にゆっくり滞在されたのでしたね。

 東名高速の帰途、富士ICで降りて 普段ご活躍されていらっしゃる
丸火自然公園か浮島自然公園に寄り道をしようかとちょっと考えましたが・・・。
いつもコメントをありがとうございます。
【2014/04/29 23:43】 URL | 俄歩人 #t3k.yir2 [ 編集]


ご無沙汰していて 申し訳ありません。
私の裏庭?にお越し頂き、ありがとうございます。
今冬の大雪の影響がかなり遅くまで残っていましたが(先日の雨で、稜線上の雪はほぼ消えました)、これからは新緑やシロヤシオなどが楽しめる時期になりました。
機会がありましたら、歩きに来てください。
【2014/05/03 16:10】 URL | かたやま #- [ 編集]

Re.こちらこそご無沙汰しております
 こんばんは 「安倍の山伏」かたやまさん
 富士川、大井川、天竜川等々については遡ることも多いのに
安倍川上流はこの旅が初めてでした。
何もかも静かで落ち着いたところですね。

 この安倍奥の峰々は 周回するには単独行では車の回収が苦しく
難しそう、シロヤシオの季節がお薦めでしたか…。
コメントをありがとうございました。
【2014/05/03 21:17】 URL | 俄歩人 #t3k.yir2 [ 編集]


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