俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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カラマツと冷泉
P1040257.jpg      (写真はクリックして拡大して下さい)

 晩秋のカラマツ林には去り往く秋を惜しむ風情があると想う。
そのカラマツの上部に覗く稜線は はやくもシラビソの霧氷に白く輝いている。

 赤銅色の夕陽に金色の糸のような雨が降り注ぐ。
その梢を黄色い尾羽を閃かせてカワラヒワが低く群れ飛ぶ。
この季節、北八ッから浅間高原にかけて誘われる所以である。
そんな憧憬のなかを静かに歩きたく 北八ッ西麓・唐沢鉱泉を訪れた。

P1040284.jpg P1040258.jpg 唐沢鉱泉

 この辺りのカラマツ林は 高峰高原・水の塔山山麓の自然林のように太く
風雪に撓んだ躍動感はないが、整然と静かに林立し、ずうーっと地形の起伏に沿って
波打っている。
まさに 遥かに過ぎ去った日々を想い出させてくれる風景である。

 鉱泉宿に荷を置き 黒百合平への道を歩く。
シラビソもダケカンバもまだ細く、シャクナゲやシデ類も混じる苔の道。
しらびそ小屋まで遊びに行ってきたという単独行の女性とすれ違う。

P1040261.jpg P1040264.jpg P1040265.jpg

P1040266.jpg P1040267.jpg P1040269.jpg 苔の道

P1040270.jpg P1040271.jpg 落葉したダケカンバが白く光る

 宿の前の池は 今年7月の豪雨で流れだした砂礫に半ば埋もれてしまっていた。
4年前の梅雨時に訪れた折は、宿の女将も驚くほどに源泉が白濁していたが、
その後、この濁りは梅雨の季節にも戻らないという。
自然の移ろいとともに時は流れている。

P1040274.jpg P1040277.jpg P1040279.jpg 源泉口

P1040281.jpg P1000951.jpg
現在の湯        ’08年6月 白濁していた当時の湯




P1040273.jpg (’12.11.8~9 写真はクリックして拡大して下さい)

 














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この記事に対するコメント

唐沢鉱泉は風情があっていいですよね。
露天ではないですが、開放感のあるお風呂
とても気持ちよいです。眺めもいいですし。
冬にのんびり行くのもいいなと思います。
【2012/11/10 21:10】 URL | ブル #- [ 編集]


 冷鉱泉10度の沸かし湯で、白濁していた頃は趣のある
いい湯でしたが・・・。
天狗岳にも登らず周辺の山道を散策しておりました。
ブルさん、コメントをありがとうございました。
【2012/11/10 22:28】 URL | 俄歩人  #t3k.yir2 [ 編集]


美濃戸以外に、八ヶ岳の西面に近づいたことは、渋の湯が二回あるだけです。
最近は、夏沢鉱泉や唐沢鉱泉などが、よくいろいろなブログで紹介されていますね。
夏沢鉱泉など、加藤文太郎の有名なフレーズで、さびしさの象徴のように感じますが、
最近はそうでもないようですね。

なかなか美しい秋深しの風景、楽しませていただきました。
【2012/11/13 02:16】 URL | devilman #- [ 編集]

devilmanさん こんにちは
 東北の郷愁を感じつつも楽しそうな芋煮会、
関東ではBBQや焼そばだったように記憶しています。

 ブナ林やカラマツ林のような単一林は
派手さは無くとも創造性豊かな秋を演出してくれるのが
好きです。
コメントをありがとうございました。
【2012/11/13 08:49】 URL | 俄歩人  #t3k.yir2 [ 編集]


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