俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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笠丸山
 連休最終日、行楽地へ赴く方は渋滞も少ないだろうと群馬県西上州の山へ向かった。
気象は不安定で午後から雨との予報に 翌日歩く予定だった短い行程の笠丸山に変更。

P1030751.jpg P1030752.jpg
名残りのアカヤシオ    雷鳴轟く山頂(1189m)      (写真はクリックして拡大して下さい)

「山行クロニクル No.79」  笠丸山
’12.5.6(日) 浦和=関越道花園IC=秩父・志賀坂峠・上野村=住居附登山口
           ~地蔵峠~西峰~東峰~住居附=塩ノ沢温泉(泊)

P1030739.jpg P1030759.jpg 登山道図と住居附(すもうづく)川の風情

 久しぶりに友人Yu氏夫妻との三人パーティ。
雨に降られぬうちに下山をと薄日の中、沢沿いの雑木林の登山道に分け入る。
渓畔のイチリンソウ、ニリンソウ、ハシリドコロ、ネコノメソウなどを愛でながら
頂上直下のアカヤシオを楽しみに地蔵峠で小休止。

P1030744.jpg P1030746.jpg P1030740.jpg P1030756.jpg
ニリンソウ         シロバナエンレイソウ    新緑に溢れる登山道

 尾根筋を西峰と東峰の鞍部(コル)へ向かう頃から灰色の雲に覆われ、
はやくも小雨が降り始めた。
アカヤシオはもう名残りの雰囲気、薄墨色の背景に浮びあがる名残りの淡いピンクは
低山ならではの風情があった。

P1030749.jpg P1030751_20120508132018.jpg P1030750.jpg
ミツバツツジ        名残りのアカヤシオ

 コルへのクサリ場をこなしまず三角点のある西峰へ。

P1030752_20120508132317.jpg P1030755.jpg
笠丸山(西峰)山頂    咲き残りのヒカゲツツジ

 しかし、突風とともに雷鳴が轟きはじめ 山頂滞留わずか1分。
東峰への切れ落ちた稜線は突風が吹き抜け、ピカ!バリバリという雷から逃れるのに必死。
東峰の祠に着いた時には 今度は大粒の雹の洗礼を受ける。
 Yu氏夫人にとっては 山頂の雷や雹は初めての経験。
周囲の写真を撮る余裕もなく とにかく危険な大木のある東峰山頂を少し駈け下り
やっと息をつく。

 高嶺の雷と異なり 閃光は横に走らないが、それでも閃光と雷鳴の間が約1秒、
ということは半径1キロぐらいに雷雲があった筈。
あまりにも雷雲の動きが速かった。
突風が治まるとともに 薄日がこもれはじめ、皆、再び饒舌になりながら足取り軽く
登山口へ周回した。

 わずかな名残りのアカヤシオ、うすずみ色の水墨画に浮かぶ淡いピンクの
彩りが美しかった。
                              (写真はクリックして拡大して下さい)






 




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この記事に対するコメント

こんばんは。
山の雷は怖いですよね。
赤岳天望荘に泊まったときに夕方すさまじい
雷雨に驚きました。山小屋ががたがた揺れる
のは怖かったですね。外にいたらとんでもない
ことです。

アカヤシオはもう終わりなんですね。
【2012/05/08 22:32】 URL | ブル #- [ 編集]

こんにちは ブルさん
 森林限界を越えた高嶺では雷雲の接近がよくわかり 早めの対応が
可能ですが、山頂まで樹林のある低山は かえって対応に苦慮しますね。
久しぶりに「まずい!」って思いました。

 名残りのアカヤシオ、灰色のキャンバスに淡いピンクの斑点という
パステルカラーの取り合わせは 意外とよかったですよ。
コメントをありがとうございました。


【2012/05/09 16:30】 URL | 俄歩人 #t3k.yir2 [ 編集]


新緑、そしてガスの中の可憐な花々、それぞれ、大変魅力的な、この季節の風物ですけれど、かみなりは、余計ですね。
この季節にこれだけ大気が乱れるのも、あまりないような気がします。
山の雷は、本当に尋常ではありませんから、ましてや行動中では、相当の恐怖だったことでしょう。
ご友人の奥さまが、トラウマにならなければよいのですが。。
【2012/05/10 08:15】 URL | devilman #- [ 編集]

山頂稜線で10分間の逃避行
 西峰山頂の雷から東峰山頂で大粒の霙に打たれるまで
痩せ尾根で避難するところもなく焦りました。
やっと比較的安全と思われる凹地まで降り 雷雲が通過するまで待機、
皆、笑みが戻りました。
Yu氏夫人もきっと大丈夫でしょう。
ご配慮とコメント、ありがとうございました。
【2012/05/10 09:31】 URL | 俄歩人 #t3k.yir2 [ 編集]


久しぶりの登山でした。 天気予報では雨は午後からのはずでしたが登り始めてまもなく
雨が降ったりやんだりの空模様、雨に濡れた木々の緑がきれいで雨はあまり気になりませんでしたが頂上での雷と下山途中の雹は忘れられない登山になりました。
我が家の庭にもツツジが何本かありますが山に咲くツツジにはかないません。花も山に咲く花は清楚で可憐で
大好きです。いろいろありましたが夫共々お陰さまで楽しい登山ができました。
ありがとうございます。
【2012/05/10 21:03】 URL | ミッキー #- [ 編集]

こんばんわ…
 この日は午後になって急に強風が吹き始め、おかしな天気だと思っていましたが、
登山中の雷では逃げるところもないし、大変なことだったと思います。

 笠丸山のアカヤシオは5月1日前後が見頃だったようで、我歩人さんが登った頃は
名残りと言う表現がピッタリだったと思います。

 それにしても開花時期を見計らうこことも難しいし、花の当たり年を見極めるのは
さらに難しいようですね…
【2012/05/10 21:40】 URL | ひまじん #XGKBEyNQ [ 編集]


ミッキーさん、
 季節・天候・体調と装備 そして歩く時刻とルートなどなど・・・、
登山には幾つもの変数がありますが、
新しい体験はよき想い出となられることでしょう。

 雷に追われ、山頂でのご夫妻の写真が無くすみませんでした。
撮っていたら、我々男性陣の薄白髪と異なり 黒髪が静電気で
逆立っていたかも・・・。
メッセージをありがとうございました。

【2012/05/10 22:02】 URL | 俄歩人 #t3k.yir2 [ 編集]

おっしゃるとおりですね、ひまじんさん
 今年の花々は開花時期の見極めがとりわけ難しかったように思います。
このところ、守屋山のザゼンソウ、坪山のヒカゲツツジ、この笠丸山のアカヤシオと、
いずれも空振りでした。

 翌日は、ひまじんさんが三ツ岩岳の帰途寄られた「妙義 さくらの里」から
中間道を楽しんできました。
コメントをありがとうございました。
【2012/05/10 22:18】 URL | 俄歩人 #t3k.yir2 [ 編集]


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