俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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坂戸山
 この季節、消えゆく残雪の白い嶺を眺めたく、上越へ向かった。
赤城高原からは 右に武尊山、左に耳ふたつの谷川岳とその連嶺が
白く連なって輝く。
 関越トンネルを抜けると 越後湯沢の町は春真っ盛り。
桜並木が街道を染め、畦は緑色に田を縁取り始めている。
白黒モノトーンの巻機山を車窓に仰ぎ、六日町ICで関越道を降りる。

DSC01033.jpg DSC01014.jpg
坂戸山 山頂      駐車場の案内板       (写真はクリックして拡大してください)

 かって 城が築かれていたという坂戸山、
標高僅か634mであるが、春の山野草に彩られた 魚沼三山展望の小峰である。
登りは薬師尾根コース、降りは城坂コースと決め、のんびり歩きはじめた。

DSC01015.jpg DSC01018.jpg ショウジョウバカマとカタクリ

 薬師尾根は 遠くに大源太や朝日などの谷川連嶺を望み
イワウチワとタムシバに彩られ、眼下には魚野川がキラキラ輝く
まさにイワウチワロード。

DSC01020.jpg 魚野川流域

DSC01023.jpg DSC01025.jpg DSC01030.jpg イワウチワ

DSC01028.jpg DSC01029.jpg タムシバ

DSC01032.jpg 山頂直下の梯子


 雪がわずかに残る坂戸山山頂。
北東指呼の間に八海山、魚沼三山最高峰中の岳、南東に金城山と巻機山・・・
まだ 白さを誇っていた。

DSC01036.jpg DSC01035.jpg DSC01034.jpg
八海山             中の岳            金城山(右手前)と巻機山

 しばし上越の残雪の峰々を熱く眺め 充足する。
平日ではあるが 花と展望の小峰の山頂では、20人程度の方々がそれぞれ憩うていた。

DSC01040.jpg 山頂広場



 下山は城坂コース、こちらはカタクリロード。

DSC01038.jpg 城坂コースと魚野川

DSC01041.jpg DSC01042.jpg DSC01044.jpg カタクリ

DSC01046.jpg 小さな沢に残雪

DSC01043.jpg DSC01047.jpg DSC01048.jpg
ショウジョウバカマ       キクザキイチゲ


 往復450km、浅い春の山野草を愛で 残雪の嶺に過ぎ去った日々を振り返る、
まさに充足した一日であった。

(2017.4.28  歩く)
























外房・太東崎
 九十九里浜の南端に設置された高さ約60mの小さな白い灯台と
洋々と広がる太平洋を眺めに走った。     (写真はクリックして拡大してください)

DSC01010.jpg DSC01008.jpg 小さな灯台と洋々たる海原

DSC01009.jpg 北側に広がる九十九里浜
DSC01006.jpg 南側には夷隅川河口と大原の家並み


 この灯台のあるいすみ市には 欄間彫刻家 波の伊八(1751~1824年)の遺作が
近在の社寺に遺されている。
写実的で陰影法や遠近法などの近代的手法を駆使した 一瞬を表現した「波」の
彫刻で知られている。

DSC01011.jpg DSC01013.jpg


(2017.4.24  走る)











散歩道
 はる
  
  はなをこえて  しろいくもが
     くもをこえて  ふかいそらが
  はなをこえて  くもをこえ  そらをこえ
     わたしは いつまでも のぼってゆける      (谷川俊太郎)

 我が家から3Kmほどのところに 桜並木と自然歩道がある。
荒川と利根川を結ぶ用水路沿いに 池や沼、田畑、雑木林、竹林などが
展開する。
 花見、野鳥観察、山菜摘みなど 季節の移ろいを感じさせてくれる道である。

DSC00990.jpg DSC00991.jpg 菜花で縁取られた利根川
                                         (写真は拡大してください)

DSC00995.jpg DSC00996.jpg 見沼用水の桜並木

散歩道 点描
DSC00971.jpg DSC00973.jpg DSC00974.jpg DSC00975.jpg

DSC00976.jpg DSC00977.jpg DSC00978.jpg DSC00979.jpg

DSC00980.jpg DSC00981.jpg DSC00982.jpg DSC00986.jpg

DSC00989.jpg 芽吹き始めたメタセコイアの並木

DSC00997.jpg DSC01000.jpg DSC01002.jpg

 山笑う季節になっても 雪山装備は仕舞い込んだまま、
カラマツの芽吹きの頃にでも・・・。

(2017.4.7 歩く)