俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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岳と花 Ⅸ
 何についても「流行と不易」がある。
この歳になってより関心を持つようになった言葉のひとつである。
実感が伴う命題になったともいえる。
山に向かわない日がな一日、登山におけるそのことについて
酒精片手に想いを巡らし その日を打っ遣る。
そんな日々の多い一年となってしまった。

 かって年間50日程度は山を歩いていたのに
遠征も縦走もなかった今年は 延べ10日にも満たなかった。
 太陽の輝きに明日の頂への想いを馳せ 真夏の岩尾根に汗をかき、
月の寂光に越えてきた脊梁を振り返りながら 小屋のテラスで
夜のしじまに耳を澄ます・・・、そんな山歩きが懐かしく
この10年続けてきたのだが。

 「南米インカの時代のインディオの表現は 太陽の汗は金、月の涙が銀だった」
と書かれた言葉に出遭い、いつかは古道インカ道を辿って天空の遺跡マチュピチュへ
という私の遠征計画は この10年を経て ますます遠のくばかりである。
来夏の北アルプス行すら心もとないのだから。



坪山 (’15.4.22)
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物見岩 (’15.4.27)
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御坂・釈迦ヶ岳 (’15.5.26)
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平標山 (’15.6.12~6.13)
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磐梯・中の湯跡 (’15.7.13~7.14)
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福島・浄土平 (’15.10.3~10.4)
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那須岳 (’15.10.16~10.17)
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 過日、近在の山歩きの好きな歌人Sa(筆名:立花みずき)さんから
昨年上梓した短歌集「青い雫」をいただいた。
北は北海道 大雪山から 南は屋久島 宮之浦岳まで 幾多の峰を歩き、
その折々の情景と心情が詠まれている。

 頂も傾りも谷も君も吾も霧に覆わる神の吐く息       (白神山地)
 鎖場は魑魅の集うところなり足音しのばせゆっくり登る  (南八つ 赤岳)
     (すだま)
 槍ヶ岳の穂先に触れる瞬間は神々の声湧きくる瞬間   (槍ヶ岳)

 思わずその折の我が身の山行を振り返ってしまう歌が多く、
素朴な画を添えたら きっと素敵な「山の画文集」ができることだろう・・・
と想った。


P1060674.jpg (写真はクリックして拡大して下さい)