俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
プロフィール

俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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高尾山
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                                (写真はクリックして拡大してください)
 
 拙ブログ「俄歩」(がふ)のメインターゲット:孫娘Mei(5歳)、
10.24(日)、初めて山に登る。
東京都の西、標高599mの高尾山へ。
 この高尾山、いまや年間250万人が訪れる名所とか。
そういえば私も60年もの昔、小学校の遠足で登ったことがあったが。

P1010791.jpg 登山道図
  
 Meiのママ&パパ、それに私達夫婦、皆小さな小さなリュックを背中に勇躍歩きはじめるが
先行きを考え、麓の清滝からリフトを使い 1号路途中までショートカット。
スキーの好きなMeiはケーブルカーよりリフトが好き。

P1010719.jpg P1010728.jpg
Mei

 日曜日とて、大勢の老若男女に混じり、上げ潮のゴミのように
あちこちのお茶屋や社殿のお札所にひっかかりながら1号路を歩く。
樹林の山道は帰りの楽しみ。
薬王院、厄除の錫杖を鳴らし本堂・権現堂・奥の院へと石の階段を頑張る。

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1号登山路を歩く  錫杖を鳴らす

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おみやげ          お参り            おみくじ           ちょっと休憩

 山頂広場、曇天の中 頭が隠れた富士山を眺めながら昼食。

P1010756.jpg P1010760.jpg

 この山の紅葉は11月下旬、まだまだ緑濃い森だ。
趣のある沢沿いの6号登山路は 今日は登りの一方通行規制のため、
帰りはカツラの樹林を辿る3号路とする。
 ドングリを拾い、スギの大木や白灰色の大きなキノコに歓声を挙げるMei。
疲れも見せずにしっかりと歩く。

P1010769.jpg P1010772.jpg P1010774.jpg (前を歩く人はもうヨレヨレ)

「面白かったあ、ちっとも疲れなかったよ」と元気に下山。
お蕎麦を食べ お饅頭屋に寄り、山デビューを終えた。
このまま自然を愛する心を育み、いつの日か山を楽しむようになって欲しい と
願った日であった。

IMG_1575_20101024215414.jpg Photo by Meiママ

                         (写真はクリックして拡大してください)



上高地散策
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                                        (写真はクリックして拡大してください)

 かって 上高地か神河内か論を呼んだ頃、槍や穂高を訪れる岳人は皆、
島々から島々谷を遡り 徳本(とくごう)峠を越え、明神へ一日がかりで抜けた。
幾度となく上高地を訪れている私も 霞沢岳へ登るために明神から徳本峠小屋までは
歩いたことがあるが、この峠越えの道をすべて歩き通したことはない。

 いつかは信州側・島々谷からこの徳本峠を経て上高地に入り、
田代橋から焼岳を越えて 飛騨側・中尾温泉へ抜けてみたい と考えている。

 秋の一日、この上高地をのんびり散策したいという友人Yu氏夫妻の誘いを受け
妻を伴い、釜トンネル手前の定宿 坂巻温泉に前泊した。

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秘湯を守る会会員「坂巻温泉」 含硫黄、ナトリウム塩化物泉 74度 掛け流し

 乗鞍や涸沢と異なり、上高地は紅葉の名所ではないが、
清流・梓川の畔から仰ぐ穂高連峰の表情とあいまって、訪う人々をいつの季節も
癒してくれる。 残雪の季節はとりわけ美しい・・・。

 タクシーで釜トンネルを抜ける、曇天。
高曇りで陽光はないが、早朝の大正池からは焼岳も穂高岳、明神岳も眺められた。

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大正池に浮かぶ穂高連峰      焼岳

 河童橋から小梨平、梓川左岸を明神へ、明神橋を渡り穂高奥宮・明神池、
右岸の木道を辿り 上高地帝国ホテルで昼食。
その後、田代池~大正池まで一周する昼食を含めて約5時間のコース(約10キロ)を
歩くこととした。

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カラマツと明神岳     早朝の河童橋       岳沢と穂高を眺める

 「あれ、これがひょっとして河童橋?」というYu氏の声に皆、笑いを誘われながら
小梨平を歩きはじめる。
上高地は初めてのYu氏、いつも観光客やハイカーで一杯のテレビ映像や写真を見慣れていたので
平日早朝の静かな橋の風情に拍子抜けしたようだ。

DSC02808.jpg 友人 Yu氏ご夫妻 (明神橋)

P1010689.jpg P1010701.jpg P1010697.jpg P1010706_20101022164940.jpg
明神岳            明神池(二之池)     六百山の紅葉       梓川の支流

 小雨がぱらつくもレインギアを付けるほどのこともなく、会話と秋色を楽しみながら
坦々と河岸の森の中を辿る。すれ違う人々が多くなった。
帝国ホテルで賑やかな昼食。食卓の薄紫色のヤマラッキョウの可憐な花に和む。
妻とこのホテルに宿泊し、初夏の風情を満喫したのはもう15年以上も昔になってしまった。

P1010713_20101022170221.jpg シラカンバの林

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樹間の赤      カラマツ林      霞沢岳と田代池

 明るい秋色の田代池を経て大正池からタクシーを呼び、再び坂巻の湯宿へ
汗を流しに戻った。
初めてのYu氏、二度目のYu氏夫人、三度目の妻そして槍や穂高の往き返りも含めて
幾度となく訪れている私、それぞれに充足した上高地の秋であった。
                            (写真はクリックして拡大してください)


前日訪れた「白骨温泉」

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泡の湯            妻とともに

(’10.10.20~10.21)






木曽駒ケ岳
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木曽駒ケ岳         陽光に映える紅葉    宝剣岳   (写真はクリックして拡大してください)

 日のつまる秋。散り際を飾るようにとりどりの錦がはじける秋は、
春とはまた一味異なった旅情をいざなう。
毎年、旅心を掻き立てられ、さまざまな秋を求めて あちこちの峠や峰を
放浪する習わしであったが、今秋の我が家はイベントが集中、
三日と家を空けられない日々が続いている。

 はやくも去り往く高嶺の秋を求めて、やむを得ず日帰りで
木曽駒ケ岳・千畳敷カールを訪れた。

「山行クロニクル No.60」 木曽駒ケ岳     単独
’10.10.8(金) 菅ノ台駐車場=しらび平=千畳敷
            ~八丁坂~乗越浄土~中岳~駒ケ岳~乗越浄土~八丁坂~千畳敷

 猛暑の夏と急転直下の冷気、異常気象を是とするもの そうでないものが
入り混じった秋、そんな感じの千畳敷カールの紅葉であった。

千畳敷カールの紅葉
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P1010625.jpg P1010624.jpg P1010627.jpg


登山道 点描

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八丁坂        見上げる宝剣岳


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乗越浄土から宝剣岳   天狗岩と三ノ沢岳


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中岳山頂          ガスの駒ケ岳       紅葉輝く三ノ沢岳への稜線  


 翌土曜日からの三連休は雨の予報とて 平日でも登山者が多く、
ガスに捲かれて眺望のきかない山頂も賑やかであった。
昼食後、雲中の宝剣岳を諦め、早々に往路を降った。

P1010646.jpg P1010639.jpg P1010644.jpg
最後の登り         駒ケ岳山頂(2956m)  晴れ間が覗く木曽谷側


帰途 点描
P1010651.jpg P1010654.jpg P1010657.jpg


 2~3日の予定がとれれば空木岳方面へ縦走するか、せめて静かな三ノ沢岳へでも・・・、
といささか残念な想いを抱いて下山。

 千畳敷カールは 次々と臨時便のロープウエイで昇ってくる団体客で一杯、
皆、それぞれの秋を楽しんでいた。

 早春と晩秋、歩く山の色は残雪と錦と大きく異なるが、この両季節、
胸中に湧いてくる感慨はやはり放浪願望であろう・・・。
                             (写真はクリックして拡大してください)    
               
  


テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ