俄歩
高嶺を歩けなくなったいまでも 「自然と向き合える体力 自然を味わえる感性 自然に応えられる知力を大切にしたい」  という心根は持ち続けていたいものです
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俄歩人 (がふと)

Author:俄歩人 (がふと)
高嶺は2013年9月の槍ヶ岳が
最後となりました。
いまは 季節の移ろいを想い出
の地に求めて彷徨しています。
年に一度、写真集「岳と花」を
記載。
(さいたま市 浦和 在住)



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暗沢山と南伊豆西海岸
 伊豆半島には 天城山系の万三郎岳、西伊豆スカイラインの達磨山、
そして雲見温泉近くの小峰 暗沢山の三つに一等三角点がある。

 既に花期は終わってしまったヤマツツジの名所 長者が原を越え
杉・檜の植林帯、椎・樫などの鬱蒼とした混交林を歩くと 標高わずか520mの山頂。
一等三角点があった。

DSC01059.jpg 沢沿いの小さな棚田    (写真はクリックして拡大してください)        

DSC01061.jpg DSC01063.jpg DSC01060.jpg
暗沢山 山頂                        一等三角点


 雲見海岸に降り 小さな湯宿を求め、平日の静かな海岸を散策。
釣り人とダイバーのみ。
この雲見を最初に訪れたのは まだ温泉が湧出する前の昭和30年代であった。

DSC01074.jpg 雲見湾と温泉集落

DSC01077.jpg DSC01070.jpg DSC01072.jpg
ダイビングスポットと想い出岬(冬は真正面に白富士が浮かぶ)

DSC01086.jpg DSC01087.jpg 翌朝の雲見浜と温泉街




 南伊豆遊歩道を逍遙、石廊崎へ向かう。
昭和30年代、いち早く開発が進み拓けた東海岸と異なり、
ボンネットバスが一日2便程度しかなかった西海岸。
いまだ懐かしい風景が点在していた。


DSC01090.jpg

DSC01091.jpg DSC01094.jpg DSC01096.jpg
石廊崎港            石廊崎灯台       先端の石室権現

DSC01101.jpg 伊豆半島南端の海


       
出遭った花々
DSC01071.jpg DSC01104.jpg DSC01105.jpg DSC01106.jpg


(2017.6.16~17)












坂戸山
 この季節、消えゆく残雪の白い嶺を眺めたく、上越へ向かった。
赤城高原からは 右に武尊山、左に耳ふたつの谷川岳とその連嶺が
白く連なって輝く。
 関越トンネルを抜けると 越後湯沢の町は春真っ盛り。
桜並木が街道を染め、畦は緑色に田を縁取り始めている。
白黒モノトーンの巻機山を車窓に仰ぎ、六日町ICで関越道を降りる。

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坂戸山 山頂      駐車場の案内板       (写真はクリックして拡大してください)

 かって 城が築かれていたという坂戸山、
標高僅か634mであるが、春の山野草に彩られた 魚沼三山展望の小峰である。
登りは薬師尾根コース、降りは城坂コースと決め、のんびり歩きはじめた。

DSC01015.jpg DSC01018.jpg ショウジョウバカマとカタクリ

 薬師尾根は 遠くに大源太や朝日などの谷川連嶺を望み
イワウチワとタムシバに彩られ、眼下には魚野川がキラキラ輝く
まさにイワウチワロード。

DSC01020.jpg 魚野川流域

DSC01023.jpg DSC01025.jpg DSC01030.jpg イワウチワ

DSC01028.jpg DSC01029.jpg タムシバ

DSC01032.jpg 山頂直下の梯子


 雪がわずかに残る坂戸山山頂。
北東指呼の間に八海山、魚沼三山最高峰中の岳、南東に金城山と巻機山・・・
まだ 白さを誇っていた。

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八海山             中の岳            金城山(右手前)と巻機山

 しばし上越の残雪の峰々を熱く眺め 充足する。
平日ではあるが 花と展望の小峰の山頂では、20人程度の方々がそれぞれ憩うていた。

DSC01040.jpg 山頂広場



 下山は城坂コース、こちらはカタクリロード。

DSC01038.jpg 城坂コースと魚野川

DSC01041.jpg DSC01042.jpg DSC01044.jpg カタクリ

DSC01046.jpg 小さな沢に残雪

DSC01043.jpg DSC01047.jpg DSC01048.jpg
ショウジョウバカマ       キクザキイチゲ


 往復450km、浅い春の山野草を愛で 残雪の嶺に過ぎ去った日々を振り返る、
まさに充足した一日であった。

(2017.4.28  歩く)
























外房・太東崎
 九十九里浜の南端に設置された高さ約60mの小さな白い灯台と
洋々と広がる太平洋を眺めに走った。     (写真はクリックして拡大してください)

DSC01010.jpg DSC01008.jpg 小さな灯台と洋々たる海原

DSC01009.jpg 北側に広がる九十九里浜
DSC01006.jpg 南側には夷隅川河口と大原の家並み


 この灯台のあるいすみ市には 欄間彫刻家 波の伊八(1751~1824年)の遺作が
近在の社寺に遺されている。
写実的で陰影法や遠近法などの近代的手法を駆使した 一瞬を表現した「波」の
彫刻で知られている。

DSC01011.jpg DSC01013.jpg


(2017.4.24  走る)











散歩道
 はる
  
  はなをこえて  しろいくもが
     くもをこえて  ふかいそらが
  はなをこえて  くもをこえ  そらをこえ
     わたしは いつまでも のぼってゆける      (谷川俊太郎)

 我が家から3Kmほどのところに 桜並木と自然歩道がある。
荒川と利根川を結ぶ用水路沿いに 池や沼、田畑、雑木林、竹林などが
展開する。
 花見、野鳥観察、山菜摘みなど 季節の移ろいを感じさせてくれる道である。

DSC00990.jpg DSC00991.jpg 菜花で縁取られた利根川
                                         (写真は拡大してください)

DSC00995.jpg DSC00996.jpg 見沼用水の桜並木

散歩道 点描
DSC00971.jpg DSC00973.jpg DSC00974.jpg DSC00975.jpg

DSC00976.jpg DSC00977.jpg DSC00978.jpg DSC00979.jpg

DSC00980.jpg DSC00981.jpg DSC00982.jpg DSC00986.jpg

DSC00989.jpg 芽吹き始めたメタセコイアの並木

DSC00997.jpg DSC01000.jpg DSC01002.jpg

 山笑う季節になっても 雪山装備は仕舞い込んだまま、
カラマツの芽吹きの頃にでも・・・。

(2017.4.7 歩く)








 
















     
春いろいろ
三毳山の春     3.14 歩く(写真はクリックして拡大してください)

DSC00933.jpg DSC00927.jpg DSC00929.jpg


DSC00919.jpg DSC00930.jpg
DSC00926.jpg DSC00928.jpg キクザキイチゲは咲き誇り、カタクリはこれから・・・




いちご狩り と 陶芸教室     3.23 遊ぶ

 卒業式も終わり 中学新生活へ準備中の孫娘Meiとその友達を伴い、近郊へ

DSC00918.jpg 17426208_695265783931902_7143727558708128280_n.jpg 17498640_695741093884371_1955382000439067856_n.jpg
 


つくし摘み     3.25 歩く

 近くの自然歩道を散策、うららかな春陽を浴びて 桜並木の下 春の味覚を収穫。

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DSC00948 (1) DSC00950 (1)


 山も歩かず 秘湯も尋ねず、ただただ残日録のような日々。




2017-03-22-PHOTO-00000473.jpg 卒業して   Photo by Meiママ

 孫娘が2歳の頃、将来 拙ブログを繙き 自然を愛する心を育んでくれたらと
綴り始めて10年 いよいよ彼女も中学生となる。
 高尾山 立山 筑波山などの峰も共に楽しむことができたが、
いまだ このブログを覗くまでの興味を示してはくれない・・・。

 往時は北海道から九州まで年間50日ほど 自然の懐に入り、
ひとり静かな山旅を続けていたが、もはや身体がついていかなくなった。
追憶の頁を繰りながら まだ夏山ならば・・・と 模索している昨今である。

 





 







セツブンソウ再び
DSC00901.jpg セツブンソウ     (写真はクリックして拡大してください)


 純白のブラウスに黄と濃紺の刺繍を施したような楚々とした小花:セツブンソウ。
その可憐さと儚さが相まって 春の妖精のなかでは最も好きな山野草である。
古名は イエニレ(家楡)。

 前回の都下立川の昭和記念公園で出遭った姿が あまりにも残念であったので、
前日光方面を徘徊した時に立ち寄ったことのある栃木市の郊外、
星野の里を訪ねた。

DSC00900.jpg DSC00903.jpg DSC00906.jpg
                                 愕片が8枚のものも


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 花言葉は 「気品」「微笑み」「人間嫌い」とか。
この四季の森(星野の里)は ウメ、ミツマタ、マンサク、ロウバイなどで淡く彩られ、
春は深まりつつあった。

DSC00909.jpg DSC00916.jpg 星野の里


(2017.2.25  孫娘Meiと妻を伴って山里を歩く)

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渡良瀬遊水地
 幼馴染の友と山梨の温泉へ出かける妻を浦和駅に送った後、
そのまま東北自動車道を走り 茨城・栃木・群馬・埼玉の4県に接する
広大なヨシ原で知られるラムサール条約登録地・渡良瀬遊水地を散策。

DSC00885.jpg 渡良瀬遊水地  (写真はクリックして拡大してください)
               見晴塔の左に日光白根山 右に日光男体山


 見晴塔の上から周囲を眺む
この広大なヨシ原の野焼きは 今年は3月19日とか。

DSC00874.jpg DSC00871.jpg DSC00872.jpg DSC00873.jpg
赤城山方面        男体山方面         筑波山方面        埼玉新都心方面


DSC00877.jpg 遊水地周辺図

 このところ雨が少なく遊水地は 水鳥や小魚にとっては気の毒な状態。

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DSC00879.jpg DSC00882.jpg DSC00883.jpg DSC00886.jpg


DSC00891_201702221546478c7.jpg 芽吹き始めたシダレヤナギ(イトヤナギ)

 100年以上も前の昔、強制移住させられた旧谷中村跡やヨシ原、谷中湖を
2時間ほど散策し 帰宅。
裸眼では 白く冠雪した浅間山・榛名赤城山塊・日光連山などが眺められ
心誘われたが、山行計画はいまだたたず。

(2017.2.22 渡良瀬遊水地を歩く)



 











セツブンソウ
 例年春3月に 秩父・堂上のセツブンソウ自生地を訪れ、
春の息吹を楽しむのが常であったが、一ヵ月早く都下の国営昭和記念公園で
咲き始めたとの便りを得て 十数年ぶりに訪れてみた。

DSC00870.jpg DSC00839.jpg ヒマラヤ杉とシジュウカラ?
                              (写真はクリックして拡大してください)


 北の一隅、わずかな生育地に楚々と咲いていたが あまり元気がなく 残念。

DSC00851.jpg セツブンソウ

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DSC00866.jpg フクジュソウ


 時折 風花が舞うなか、
広い園地とて 2時間余りの散策を愉しみ、日本海側の豪雪の兆しを耳に 帰宅。

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(2017.2.10 国営昭和記念公園にて)









氷柱
 大晦日から4週連続で 週末は我が家に泊まり、妻と過ごしている孫娘Mei、
今朝、「つららでも見にいく?」と声をかけると 二つ返事で「行きたい」と言う。
 日曜日の道路事情を考えると 自然の氷瀑や氷柱は 日帰りでは難しいので
秩父の人工氷柱のひとつ 「芦ヶ久保の氷柱」を訪れた。

 冬枯れの小さな谷、その沢水を冬木立にかけ、氷の花を咲かせている。
週末はライトアップし、幻想的な情景を演出しているとのこと。

DSC00829.jpg DSC00824.jpg 芦ヶ久保 氷柱の谷
                               (写真はクリックして拡大してください)


 我々老夫婦の冬支度とは異なり 寒さをものともしないMeiは
薄手のヨットパーカーを腕まくりし、走り回っている。

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 人工とはいえ あちこちに点在する樹氷や氷柱の造形が
光と影を多様に演出していた。

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孫娘Meiが編集してPCに送ってくれた携帯写真

2017-01-22-PHOTO-00003120.jpg 2017-01-22-PHOTO-00003125.jpg 2017-01-22-PHOTO-00003126.jpg photo by Mei


(2017.1.22 孫娘を連れて)









湘南の小春
DSC00788.jpg 吾妻山からの白富士  (写真はクリックして拡大してください)

 北海道から東北、北陸、山陰と日本海側の豪雪が映像で流れるなか
暖かな湘南の海辺を走り、春の小景を求めて 相模湾に臨む二宮町の
吾妻山公園と真鶴半島を訪ねた。

 満開の菜花が白富士を彩り、相模湾は紺碧に輝いていた。

DSC00800.jpg 菜花と白富士
DSC00789.jpg 紺碧の相模湾



 「相模路の国陵の濱の真砂なす 児らは愛しく見はるるかも」 (万葉集 東歌)の碑が
立つ吾妻山(136m)公園、山側は 大山、塔ノ岳、檜洞丸の丹沢山塊から
道志の御正体山と  駒ヶ岳、神山、明神ヶ岳、金時山の箱根連山の間に
白富士が大きく聳え、海側は 房総半島、三浦半島、大島・利島、そして真鶴半島、
伊豆半島が広く展開していた。

DSC00809.jpg DSC00804_2017011719354859a.jpg 丹沢山塊(左)と箱根連山(右)

 水仙と菜の花が足元を彩り、見上げるエノキの大木には
ヤドリギがひとつ色を付けている。

DSC00798.jpg DSC00805.jpg DSC00786.jpg DSC00808.jpg

 標高わずか136mの吾妻山を1時間かけて散策、早春の雰囲気を味わい、
その後、小田原を通り抜け真鶴半島まで足を伸ばし、自然美と新鮮な魚を賞味して
帰宅。

DSC00811.jpg DSC00814.jpg DSC00815.jpg 長閑な真鶴港


(2017.1.17  ひとり小春を求めて)